「明日やろうは馬鹿野郎!」は本当なのか? | スモビジ

スモビジ

「明日やろうは馬鹿野郎!」は本当なのか?

      2016/04/21

The following two tabs change content below.
柏木ともたか@ビジネス マイスターサポート
1973年12月 京都府伏見区生まれ。 30歳の時、通販会社を経営し、二桁億の年商をたたき出す。 また、複数の小さな会社をゼロから立ち上げ、売却する。 現在はその経験を生かし、経営戦略、マーケティング、頭・心・体の使い方など、スモールビジネスから使えるセオリーを幅広く指導する。

先延ばし問題について

ベンジャミン・フランクリンの言葉

ベンジャミン・フランクリン。
あなたもこの名前を聞いた事があるかもしれない。

アメリカ合衆国建国の父の一人として、100ドル紙幣にも描かれているあの人だ。

アメリカの合理主義を象徴する人間のひとりでもある。

「7つの習慣」で有名なフランクリン・コヴィー社。
ここが出している「フランクリン・プランナー」も彼の考えをベースにして作られている。

そのフランクリンが、

「今日できることを 明日に延ばしてはいけない。いつかという言葉を使っていては、失敗してまう。成功したいのなら、今という言葉を使わなければいけない」

と言っている。

これに類する言葉はあなたも聞き飽きているだろう。

確かにその通り。

ビジネスのアイディアで
人材の確保で
資金の調達で
リサーチで
商品の販売タイミングで

ぐずぐずしていたら機会損失が発生してしまう!
遅いより、早いほうが良いに決まっている。

 

でも、本当にそうなのだろうか?

しかし、ちょっとだけ待って欲しい。
本当にそうなのだろうか?

僕は全てがそうだとは思わない。

手を動かすといった作業レベルの事であれば、どんどん合理化していって、むしろ「明日やるべきことを昨日やった」と言えるぐらいに持って行くべきだ。

でも、思考を必要とする、いわゆるクリエイティブ系のものは、「明日できることは今日やらない。締め切りギリギリまで引っ張るぜ」という姿勢が必要だ。

そうでなければ、自分の「だまし」にあってしまう。

何かを行おうとする際は、スピードも重要。
だけど、必ず時間をおいて見なおすことが必須だ。

夜中に書いたラブレターみたいに、読み返した際に悶絶してしまうようなことが書かれている場合が多い。
勢いはあるけどね。

そもそも、「しなければばならない」ということがナンセンスだ。
人間は命令されると逆に意識が行ってしまう生き物なので、無意識のブロックが入ってしまう。

 

成功と個性について

僕は最近「成功」という言葉に違和感を感じる事が多い。

セミナーで言われる「成功」
本や雑誌に書かれている「成功」
ネット上にある「成功」

それは、何をもって成功か?という前後の文脈からの意味が語られず、その単語だけが、さも素晴らしい事のように言われている場合があるからだ。

田坂広志さんの引用になるが、

Define your own success.
あなた自身の「成功」を定義しなさい

これは、アメリカの初等教育で教えられている言葉。

今の日本には、この部分が抜け落ちていて、一方的な「成功」を夢想させるものが多い。

それは、今も昔もあまり変わっていない。

そして、先の文とセットで必ず教えられる言葉がこれだ。

Find your own uniqueness.
あなた自身の「個性」を見つけなさい

自分の望むものと、自分を定義しなさいと言っている。

 

中身のない成功の舞台裏

昔、年収1億円という言葉が一大ブームになった時期があった。
当時の小さい会社を経営していた僕は、若く、(笑ってしまうが)純真で、素直に他人の話を真に受けてしまった。

当時の流行に乗ったおかげで、確かに会社は大きくなったし、収入は増えた(といっても年収1億円には全然届いていなかった)。
でも、それと同時に、自分の中の違和感が大きくなった。

あるときその違和感に我慢できなくなってそれが爆発した。

結果、僕は会社を失った。

自分の中心を見つけずに安易な成功を追い求めると、先にあるのは破滅である。
ということを学んだ。

自己理解がないままに大きく成功すると、揺り返しのダメージは半端ではなくなる。

だからといって、無意味な自分探しをしろって事ではない。
前提知識も無くインドなんかに自分探しに行っても、カレーくさくなって帰ってくるのがおちだから。

 

今の時代も速度は重要。だけど・・・

景気が良い時代は全てにスピードが必要だ。
放っておいても商品は売れるのだから、動かなければ機会損失は大きく膨らんでしまう。

しかし、不況期は逆にスピードが毒になる場合がある。
放っておいたら商品は売れにくい。動かなくても機会損失はそれほど大きく膨らまない。

現在の日本の景気は誰がどう見ても悪いだろう。

だから、今の時代は、のんびりやるのも乙なものだ。
もちろん余裕があっての話だが、環境が大きく影響しているので、商売敵にも同じ重力がかかっている。

こういった時代にはがむしゃらに動くのではなく、ちょっと立ち止まって戦略を見なおしてみるのも手の一つだ。

 

最後に

先延ばしについて書いてきたが、本来ならばそんなものはしない方が良い。
あたりまえだ。
精神衛生上、健康でいられる。

しかし、意図的に先延ばしをする事は必要だ。

締め切りのマネジメントは成果を出す人の多くがやっていることだ。

もしあなたが「先延ばし」がクセになっているのならば、一度、この視点を持って物事に望んでもらいたい。
能動的にこれをやることによって、結果の質は大きく変わる。

 

 

一発屋で消えていかないための物販ビジネスマインド養成講座もやっています

物販ビジネスマインド養成講座

 

 

 - せどり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※コメントの回答をメールで受けとる場合「コメントを送信」の下のチェックボックスにチェックをいれ、メールアドレスを入力します。コメントはすぐに表示されず、編集部からの返信と同時に表示されます。

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事