中国輸入

中国輸入の商品の発注・受け取り・検品まで

中国から商品を輸入して受けとる際、初めのうちは戸惑うことも有りますが、当記事で、受け取りから検品までの流れを事前にシュミレーションして、本番に挑んで頂ければ幸いです。

 

中国輸入で商品を発注する際の注意点

 

中国輸入代行業者は、輸入代行のみを行う業者です。ですので、こちらが「わかるだろう」と思って、安易に発注してしまうと、意思疎通のトラブルが必ず起こります。下記、注意して下さい。

 

1.発送してもらう日はしっかり決める

中国で注文すると、それぞれの店舗から中国の倉庫へ発送されます。その際に遅れてしまう商品もあります。その商品のせいで全ての商品が遅れてしまわないように、発送日を決め、必ずわかるように発注書に記入しましょう。「この発送日に間に合わない商品は、次回発注日に発送をお願いします。」念を入れて、前々日・前日あたりに確認するのもはじめのうちは大切です。

 

2.商品が在庫切れなど、なんらかの理由で買えない場合

こういうケースは度々起こりますので、「商品が買えない場合、こちらの店舗で購入して下さい」と同じ商品を売っているサブ店舗のURLを貼っておくと、発注が遅れません。

 

3.これぐらいわかるはず、は命取り

その他、事前に伝えないとわからないこと、わかりにくいこと、不安なこと
代行業者に発注する際に、少しでも「わかるかな?」なんて不安を感じたら、必ず発注書にその旨書いておきましょう。注文時にメッセージで念を押すとなおよし!

 

4.FBA直送を利用する前に

中国の商品を直接納品する場合、一度は商品を自宅へ発注し、品質を確認してください。そのままAmazonへ発送してしまうと、とても品質が悪いものを送るお店にひっかかるかもしれません。必ず、一度商品を自宅で受け取るか、難しそうなら、代行業者に頼んでみましょう。手数料を払うと、対応してくれる可能性があります。

 

 

中国輸入した商品の受け取り

 

注文した商品は、中国から自宅に届きます。ダンボールにビニールテープをぐるぐる巻きにした状態が多いですが、それは「防水」のためですので、心配しないようにしてください。

 

 

・EMSの場合郵便局員

EMSで商品を受けとる際に、税金が発生している場合は、届けてくれた郵便局員が値段を教えてくれますので、その場で現金で支払います。

 

 

 

・DHL等(EMS以外)の場合

 

今回例として、EMS以外のクーリエ、DHLで解説します。DHLなどの業者は、税金がかかっていた場合、その場で支払う場合もありますが、中国輸入代行業者などを利用しているなど、間接的な支払いの場合、後日「立替納税手数料」や「輸入内国消費税等・立替金」などの請求書が届き、銀行振込などで入金します。

 

 

自宅、もしくは事務所に届きますので、税金を請求されたら、ちゃんと支払いましょう。

 

中国輸入した商品の検品

 

初めて扱う商品は、まずは自分で確認することをお話しました。お客様に販売するものですので、最初はしっかり確認しましょう。

 

アマゾンで商品を販売する場合

 

確認事項は「アマゾンの商品写真と同じか確認」することです。初めて仕入れる商品は、覚えてないと思うので、実際に中国輸入計算書のURLをクリックし、アマゾンを開いて確認しましょう。

 

アマゾンの画像の確認方法は、赤枠をクリックすると、拡大されます。

 

 

また、大きな画像をクリックすると、画像だけのページに移動して、選択しやすくなります。

 

 

最初の発注は3個と言ってるのは、この時点で購入するお店や、商品に問題がないかふるいにかけるためです。残念ながら、低品質な商品を送ってくる、タオバオ・アリババのお店もあります。初回仕入れは、しっかりと自分の目で確認しましょう。

 

中国輸入した商品によくあるトラブル・不良品など

 

輸入代行業者は中国で商品到着時に検品を行いますが、特殊な手数料を支払わない限り、出来る限り安く商品を日本へ送るために「数量検品・目視検品」のみ行います。また、ヒューマンエラーも発生しますが、その際に、代行業者の責任追及のみ行うと、ブラックリストへ入れられる可能性もあります。パートナーとして仕事を依頼するようにしましょう。

 

・商品の外箱(パッケージ)が中国語の場合

⇒ 商品を箱から出す人もいますが、はじめはそのままで構いません。

 

・商品の外箱(パッケージ)が潰れている

・商品の袋が破れている

⇒ そのまま売れないぐらい箱が潰れている商品は、箱から出して、他の箱に入れるか、OPP袋に入るものなら、そちらで対応しても構いません。商品を購入する際に「余分に箱を入れてくれ」と言います。輸入代行会社の発注時に「備考・メモ」の部分がありますので、そこに記入しておくと、やってくれる可能性があります。ダメなら、受け取ってから、写真などを撮影しておいて、発注店舗に次回発注時に箱を送ってもらう。早く売りたい場合は、とりあえずヤフオクで売るなど対策できます。

 

・色が違う 

⇒ アマゾンで新規出品するかヤフオクで売る

 

・ロゴが違う、ない。 

⇒ アマゾンで同じ商品探して売るか、ヤフオクで売る

 

・なんらかの理由でアマゾンで売れなくなった 

⇒ ヤフオクで売る

 

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