おはようございます。早志です。
仮想通貨にまつわるニュースが
最近多いですよね。
中国がICO(仮想通貨)の取引禁止をしたことや、
国税庁が仮想通貨取引で得た利益が
「雑所得」にあたるという
見解をまとめたりと、
仮想通貨のリスクが浮上してきました。
仮想通貨を使った取引、
そのほか色々と注目されている、
VALUがありますが、
VALUとは、
簡単に説明すると、
SNS×クラウドファンディングのようなもの
ということです。
VALUの説明で、
自分(個人)を会社のように見立てて、
自分を株式上場できるという仕組み
というふうにされていますが、
VALUの代表のインタビューのお話を
聞く限り、VALUとしては、株と結びつけて
考えたくはないような印象を受けました。
新しい概念は言葉で説明することが難しい。
それは、15年前にSNSとは何かと、
まだ一般化していない時と同じ。
SNSとは何かと言われて、今なら
どういうものかわかるように。
やっていくうちに慣れていき
こういうものと分かってくる。
もともと何故VALUというものを
作ろうと考えたのか。
株式会社VALU 代表取締役 小川晃平さん
の経歴を見ていくと、
・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント卒業
・株式会社グリーに入社
・2012年グリー米国支社に赴任
(全米3位のモバイルゲームのリード・サーバーエンジニアを務める)
・帰国後ホテル予約サイトなどの新規事業を牽引し、退社。
・退社後フリーランスのエンジニアとして、複数の新規事業を立ち上げる。
・AccumBitを創業し、Bitcoin・Blockchainを用い、サービスの開発を進める。
・2016年12月、株式会社VALUを創業し、現職。
しかし、退社しフリーになったときに、
クレジットカードの限度額が30万になった。
ご自身の能力などは、明らかに伸びているのに、
サラリーマンを辞めた途端、
社会的信用が落ちる。
その矛盾からこのサービスに
たどり着いたようです。
その他にも、米国支社に赴任されたことで、
米国に住まれていて分かったこと、
得られた経験などが今に活かされて
いるのではないかと思います。
VALUでは仮想通貨ビットコインで取引
をするという形となっています。
もう一つVALUと似ているものに
メタップスのTimebankというものが
ありますが、
こちらの場合は、日本円での取引
ということです。
何故VALUでは、
取引通貨に仮想通貨ビットコインを
用いたのか。
VALUの小川晃平代表によると、
グローバル化を視野に入れ、
取引がスムーズにできるように
ということもあるようです。
日本では、Tポイントなど、
ポイントカードという概念が
定着していますが、
アメリカではポイントカード
というものは根付いていない
ということも述べられていました。
海外へ行くことで短期的でも分かること
もあれば、長期定期に、現地で生活をしている
からこそ、自然と日本との違いが見えてくる
こともあります。
グローバル展開を意識していく上で、
海外での生活経験というものは、
最大の武器になるのではないかと思います。