起業開業当初は、かなり志が高く始める人が多いのですが、気づけばだんだん幸せから遠ざかっているというパターンも多いです。
東京は人口が多すぎて、あまり目につかないかもしれませんが、一つの家庭ごとを見ていくと、実は周りから見るよりもあまり幸せでないという家庭も多いです。
売上ー経費=利益
こんな単純な計算ですが、利益を大きくするには売り上げを上げて経費を少なくするとよくいいますが、売上は客単価×客数です。
経費が一番かかるのは人権費ですが、経費を減らすために人を減らせばいいのでしょうか?
対銀行対策では必ずそういう計算はしないといけませんが、実際のところ、仕事にかかわるのは人なので、みんなが関わってきます。
社員、アルバイト、パート、外注を減らせばいいのか?
それで幸せなのでしょうか?
売上を減らせば、幸せでない人もいます。
押さえつけられている人がいますが、それで人は幸せなのでしょうか?
私は、値切るお客さんはお断りしています。
社長さんであっても、下請けのまた請けをするような人は、不幸せだから、すぐに値切るのです。
そんな社長にならないためには、家庭と同じで、まずは従業員さんを幸せにすると、お客様を幸せにすることができます。
お客様の幸せを一番に大事にする社長さんの言い分もわからないのではないのですが、従業員を抑圧したり、大事にしなければ、お客様からからクレームがくるような社員は会社で大事にされてないので、幸せではないのです。本人が幸せなら、相手やお客さまも幸せにできるのです。
一般的に、幸せな家庭に育った子供は、人も大事にできるので、育った環境はとても大事です。
社長さんの強みに、従業員の強みを足したりかけたりします。
人を否定するのは簡単ですが、その人の強みや良さを見てもらわないと、従業員の欠点を指摘したら、お客様にもそれが伝わり、幸せになれないのです。
従業員がいきいきしていたら、お客様にも伝わるので、人間なので失敗もあるけど、強みを生かして、従業員を信じるしかないのです。
社長さんが従業員のやめさせることばかりを考えていたら、それはよくないです。
一番に従業員さんを大事にするようにすれば、結構いい会社になっていくかもしれませんよ。