自社通関or代行業者?
どうも、柏木です。
輸入についてつらつらと書かせてもらいます。
あなたは、個人輸入代行業者さんを使って輸入仕入をされていますか?
それとも自社通関?
航空便と船便どちらをつかってますか?
僕の場合、製品の合計重量と容積にもよりますが、
船便を使っての自社通関輸入がほとんどです。
サンプル品の発注をするときは、
製品のとりまとめをやってくれるので、個人輸入代行業者さんに航空便でお願いする時もあります。
輸入は業者さんにお願いしてdoor-to-doorでやるか、自分で行うか、大別して2種類です。
下記リンクが詳しいですね。
http://www.customs.go.jp/tsukan/kojinyunyu.htm#general
航空便or船便?
代行業者さんにお願いして航空便で輸入されている方がほとんどだと思いますが、商いを大きくしていくときは間違いなく船便にシフトしていくでしょう。
船便のメリットとしては、
①運賃が安い。
②航空便で送れない製品も仕入れられる。
デメリットとしては、
①手間がかかって面倒くさい。
②航空便より納品まで時間がかかる。
小口の貨物であれば航空便のほうが良いのですが、容積や重量がかさむ場合は船便を使った方がトータルで安くあがります。
先日も、代行業者さんへ航空便である商品の見積もりを出したら、運賃だけで商品代金を上回りました。
19,7140円 商品代金
502,280円 商品・運賃・手数料を含めた支払金額(消費税・関税別)
支払金額が商品代金の約2.5倍
・・・船便でコンテナチャーターできちゃいますね。
上記は極端な例ですが、製品の梱包容積が大きい物はだいたい1.5倍以上かなと思います。
純粋な比較にはなりませんが、下記は、先日実際に工場とのFOB契約で船便を使って輸入した物の金額です。
254,052円 商品代金
287,960円 商品・運賃・手数料を含めた支払金額(消費税・関税別)
支払金額が商品代金の約1.13倍
製品の合計重量と容積が小さい場合は船便のメリットがありませんが、
大きくなれば金額差はかなりのものとなり、こういった所の積み重ねが利益になります。
簡単ではありませんが、コスト削減メリットは十分以上にありますよね。
一体何が得なんだ?
自社通関の場合も通関業者さんにお願いすれば全てを自動化出来ます。
が、一回の輸入で数十種類の商品がある場合は別ですが、あまりオススメしません。
何でもそうですが、業者さんにお願いすれば費用がかかります。
代行って時間をお金で買う行為ですので、自分が時間をかけずに出来るのであればそっちの方が良いですよね。
出来なかった事が出来るようになるのって楽しいものです。
何の商売もそうですが、自分の腕を磨いていきましょう。
要望があれば、実際の書類等も含めて、方法をお伝えします。
共通言語
共通言語として、下記をあげておきますね。
個人輸入代行業者
さくら代行さん等が行っているように、現地国でいったん集荷し、日本の各個人へEMS等で発送する会社のこと。ネットだけで完結します。
通関業者
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E9%96%A2%E6%A5%AD%...
FOB契約
Free On Boadの略で、売り手の責任は船に乗せるまで。
そこから先の運賃・保険等は買い手が負担。
一発屋で消えていかないための物販ビジネス基礎教室もやっています
物販ビジネス相談室