お金の価値について
お金とは信用である
紙幣は見た目にはただの紙切れでも、人が価値があると信用していれば実際に価値あるお金とみなされます。
お金の機能とは?
お金の機能は、価値を測ることができる、交換できるものである、そして蓄えることが出来るの3つです。
お金の歴史とは?
お金の初めは貝殻や石でしたが、もともと価値が無いこれらをお金としてみなすことは難しく、人は布や米などの商品貨幣を用いるようになりました。しかし商品貨幣は使いにくかったため、金属貨幣が用いられるようになりました。
金属貨幣の中には、金や銀などで出来ていてそれ自体に価値があるものと、それ自体には価値が無くても保証が得られているために価値を持っているものがあります。
それ自体に価値がある物が金や銀、保証が得られて価値を持っているものが現在、私達が用いている紙幣です。
兌換紙幣と不換紙幣とは?
金貨や銀貨に交換できる兌換紙幣は、経済規模が大きくなって金銀の生産量や流通量では間に合わなくなったため、うまくいきませんでした。
そこで登場したのが金や銀に買えられない不換紙幣である現在使っている紙幣です。
たとえば、現在日本で使っている紙幣は、日本銀行が発行している法律で強制通用力が認められている貨幣です。
ハードカレンシーとローカルカレンシーとは?
国際的に信用されていて、発行国画材を算出している、そして国際的な銀行で取引が可能で、換金もあらゆる場所で可能なのがハードカレンシーです。
米ドルはその中でも基軸通貨で、その他にはユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランがあります。
ハードカレンシーを使う日本では、ローカルカレンシーの国から何かを買うときに米ドルや日本円で支払うことが多く、米ドルや日本円はその国の通貨を使うことよりも喜ばれます。
お金の信用創造とは?
お金は信用ですから、みんなが信じていれば膨らみ、信じることが出来なかったらなくなります。
土地や株が上がれば信用創造が起こって経済は活発になるのですが、下がれば経済も冷えるのです。
金融政策で必要なことは?
不況の時は通過の発行高を増やし、物価が高い時は通貨の発行を減らせば経済は安定します。
日本が破産する可能性はゼロに近い
日本円のルールは日本が決めることができます。日本の国際は円建てですから、うまくいかなければ紙幣を刷って増やすだけです。
景気が良すぎて不安定になった場合を除いて増税はすべきものではありませんから、借金を増やしたほうがマシです。
国ならば紙幣を発酵して安定させることが出来るのですが、地方公共団体は紙幣を発行できない上に金利の上下もいじれません。