イーウー(中国浙江省義烏市)の福田市場での現地仕入れ・交渉・輸入
基本的に、値下げの交渉などは無理です。ロットに対しての値段が決まってますので、しっかりとメモを取り、販売イメージを組み立て、その数量を現在のキャッシュ・フローで回せるかを計算してから仕入れます。基本的にネット販売ですと、比較的入金サイクルは早いですが、販売数は、季節商品がドアタリして、月間1500個程が限界でした。
普段から自分がタオバオやアリババで仕入れている店舗がある場合もあるので、その時は、それを伝えるといろいろなサービスをしてもらえます。弊社では無償で取引商品の取替に必要な消耗品を1000個程頂きました。
また、タオバオやアリババとくらべて、価格が安いかといえば、ほとんど差はなく、ある程度の規模の会社のバイヤーが、現物をさわって、いろいろ質問して決断する場、のようなイメージでOKです。
今回は中国のイーウーという、中国仕入れする人が行く大きな問屋街について、お伝えします。中国輸入をしている方は、聞いたことがある方が多いと思います。東京の問屋街とは、比べものにならないくらい規模が大きいです。東京ドームの20倍以上の広さということです。福田市場はイーウーの有名な問屋街ですが、中国国内と海外からも多くのバイヤーが行きます。数千というコンテナの量が、毎日世界中に出荷されています。
イーウーに仕入れに行ってきました
先月初めてイーウーのツアーに参加してきましたので、みなさんにお役に立てるよう、仕入れに行く際のポイントをまとめてお伝えしたいと思います。まず、東京からイーウーに行くには、往復の移動に2日かかるので、そのことを頭に置き、最低でも4日は考えておきます。先ほどもお伝えしましたが、福田市場はかなり規模が大きいので、全部回るのは不可能ですし、1日ではとても回り切れません。ですので、あらかじめ何を買うかをリサーチして、決めておいてください。アマゾン、ヤフオクで売っている中国製品や、中国の市場(アリババ、タオバオ)でどのくらいの価格で売っているかをあらかじめ確認します。
あと、もう一つ大事なことは、優秀な現地ガイドさんを雇うということです。効率的に回らないと、かなり体力を使います。初日はリサーチしてきた、仕入れたい商品を扱っているところに行って店を回り、価格、ロット数、納期をチェックします。2日目は、前日に集めた情報を分析し、一番条件の良いお店に仕入れに行きます。ちなみに、ロットは100個からが多いようですが、重量や体積が大きい商品は20個から買えるところがあります。アリババと比べると、購入ロットはかなり大きいのですが、ほとんど価格は変わらないので、交渉が必要です。どのくらいのロットで、仕入れ値がいくらになるか、アリババから仕入れるのと比べてロットを小さく、安くしてもらうよう交渉しましょう。人気のある商品は扱っているお店が多いので、どのお店が一番安いかを比較してから仕入れるようにしましょう。
支払い方法は現金払いのみで、カードは使えません。現地で買う場合は、手付金を払いますが、お店によって異なりますが、大体10%~30%が多いです。あと、イーウー市内であれば、ほとんどのお店が送料が無料で、イーウー代行会社はほぼイーウー市内なので無料で送れるのでいいですよ。
中国 義烏(イーウー)福田市場買い付けツアー
Yiwugou(イーウーゴー)イーウー(中国浙江省義烏市)の福田市場での現地に行かずに仕入れ
今、中国輸入をやっている人は、いろいろ試行錯誤しながら、現地に行く必要性を考えている人もいるかもしれません。まず、現地に行く必要はありません。その旅行費で仕入れた方がいいです。基本的に現地の様子は日本から全て見れますし、交渉なんかも簡単にできます。
世界最大の卸問屋街、義烏(イーウー)。世界中のバイヤーはここに商品を求めて集まります。まあ、彼らは数千万円の仕入れを考えているわけですから、現地で見て、触って、売れるか判別しなければなりません。ただし、我々は違いますよね。ネットで直接小売して、ちょこちょこ仕入れるわけですから、どんな商品かがわかればいいですし、心配なところは確認すればいい。インターネットがあるんですし。この考え方は応用がいくらでも可能です。是非、なんでも最善を模索するよう心がけて下さい。それでは本題。以下のサイトを使って仕入れを行います。