おはようございます。早志です。
Amazon米倉庫では、売れた商品が
作業係のもとへ、棚ごと移動してくるという
ふうになっているようです。
日本のAmazonでは、
ピッカー(売れた商品を端末の指示により取りに行く人)
という人がいて、人が売れた商品を棚に
取りに行くというようになっているという
話を聞いたことがありますが、
売れた商品が入っている棚が、
自動的に人のところまでやってきてくれるという、
映画の中の世界ではない、リアルな世界に
起こっているという技術の進歩
には、本当に毎回驚かされます。
これは、アメリカのシアトル郊外にある
フルフィルメントセンターで現在稼働中
ということです。
アメリカAmazonの、最先端ロボットによる
自動倉庫の様子を紹介動画の方を見て
みたところ、
商品が詰め込まれた棚の下には、
ロボットがいて、まるでお掃除ロボットの
ように自動で動き回っていました。
売れた商品がある棚は、
無駄なく指定された場所へ
移動しています。
どのようにこのロボットが
動いているのかというと、
倉庫にある床にはQRコードが
あって、ロボットは自分の場所を
把握しているようで、
購入者から注文が入ると、
コンピューターが最も速く出荷できる
棚を選び、作業者のところまで
動かすという仕組みになっているようです。
そして、人が商品を取りに行く
というものから、商品棚自ら
動くという、今までと反対の役割
になったことで、作業時間が数時間
かかっていたものが数分になった
ということでした。
作業係のもとへ来てくれた商品棚
から、モニターに出ている商品を
取り出すというとてもシンプル
な作業となっているようです。
これからクリスマスシーズンに入ると、
繁忙期を迎えることになりますが、
このシステムを使えば、
なんと1日に100万個をさばくことが
できるのだそうです。
人間の優れた部分は、空間を認識する能力
という点です。まだロボットにはそこまでの
能力が備わっていないということで、
ロボットと、人がそれぞれ能力に合わせた
仕事を今はやっているということでした。
しかし、いずれ、ロボットが更なる進化、
改良され、全自動ロボットとなる日も
そんなに遠くないのではないかと思いました。