中国輸入で稼ぐ方法をまとめました。ひとつひとつクリアして、実際に商品を販売しましょう!
Amazonでの中国輸入商品出品者の見つけ方
まずは、Amazon.co.jpから、中国輸入商品出品者の見つけるために、Amazonで「ノーブランド」と検索します。
すると、中国輸入商品がズラッと出てきますので、中国輸入商品出品者一覧を見ることができる「新品」というボタンをクリックします。できるだけ多くの出品者が居るほうがいいですね。出品者の数は「新品〇〇出品」の〇〇が人数です。
クリックすると、このように出品者一覧画面が出てきますが、この人達全員が中国輸入をやっている先輩たちです。
しかも、中国輸入の先輩達の実力も一目瞭然です。赤枠の1番「358件」の評価、赤枠の2番「74件件」の評価と書いてあります。これは、そのお店で買ったお客様が、お店に対して評価をしている数です。
評価は、買った全てのお客様がするのではなく、およそ、30人に1人がします。ということは、「評価の件数×30=12ヶ月の販売数の合計」ということになります。
ですから、赤枠の1番のお店は「年間358×30=10740個販売」していて、赤枠の2番のお店は「年間74×30=2220個販売」していることになります。
中国輸入の1個あたりの利益の平均は700円程ですから、赤枠の1番のお店は「年間751万円」の収入があり、赤枠の2番のお店は「年間155万円」の収入があるということになります。2番めはちょっと少ないですね。
次に、そのお店がどんな商品を扱っているか?も一覧で見ることができます。例えば、年間155万円の収入を得ている2番のお店の商品を見てみましょう。赤枠の店舗名をクリックしましょう。
すると、このお店が今現在リアルタイムに販売している商品一覧が全て出てきます。今現在リアルタイムに販売しているということは、その商品が儲かるから販売しているのです。ボランティアではないですから、儲からない商品を販売しないはずです。さらに美味しい情報は、赤枠をクリックするとみることができます。
上の画像の一覧は、単なる一覧ですが、赤枠をクリックして「ストア」を見ることで「このお店の売れている商品ランキング」を見ることができます。ランキングは下の画像の番号順です。※アダルト商品もしっかりと確認しましょう。ビジネスですので、特別な理由がなければアダルトでもなんでも扱います。
ここまで見ていくと、たくさんの発見があるでしょう!こんな商品が儲かるのか!売れているのか!と、いろいろと勉強になるはずです。しかもこれは、大きなAmazonの大きな中国輸入出品者のうちのたった1人のデータです。
たった一人のデータから巻き戻すと「お店が扱う売れ筋商品ランキング」
同じ商品を扱っていたお店一覧
ノーブランドで検索した商品達
そして、中国商品を探す為のキーワードは「ノーブランド」だけではありません。下に列記したキーワードでも、中国の商品は探せます。いくらでも工夫できますので、是非自分だけの中国輸入キーワードを見つけて下さい!
互換
セット
オリジナル
中国製
中国
China
コスプレ
このように見ていくと、無限の中国輸入商品に巡りあうことができます。
見つけた商品を中国タオバオで探してみよう
中国輸入商品を出品している人たちの商品を中国で探してみます。初めは安い商品ではなくて「1500円以上で販売されている」商品だけを見るようにしましょう。
中国で商品を探すにはまずタオバオにアクセスしましょう。次にGoogle翻訳サイトを開きます。
それでは、ある中国輸入商品出品者の商品を売れている順のストアに行き、一個一個中国で探していきます。
売れない商品は見ない
このように、売れている順で商品を並び替えても、本当に調べるだけの価値があるのか、フィルターを持ってふるいにかけましょう。基準はカテゴリーランキングです。
カテゴリーランキングは、商品のページに書いてます。例えば赤枠のLEDキャンドルをクリックしてみます。
商品ページが見れますので、下へ進みましょう。
すると、登録情報という項目がありますので、こちらの「Amazon売れ筋ランキング」の横に書いてある「カテゴリ」と「ランキング」を確認します。この「カテゴリ」と「ランキング」で商品を仕入れていいのか、ダメなのかが判断できます。
今回は
カテゴリ:ホーム&キッチン
ランキング:3532位
コレ実は、めちゃくちゃ売れています。カテゴリとランキングの基準をまとめてみると、このようになります。基準のランキング以内であれば、1~3個仕入れてみましょう。その後、売れる早さに合わせて、仕入れの数を増やしていって下さい。
15万位 ホーム&キッチン
13万位 家電・カメラ
10万位 おもちゃ
8万位 文房具・オフィス用品
8万位 スポーツ&アウトドア
5万位 ヘルス&ビューティー
5万位 ホビー
5万位 カー&バイク用品
3万位 ゲーム
3万位 DIY・工具
3万位 パソコン・周辺機器
3万位 服&ファッション小物
3万位 シューズ&バッグ
3万位 ベビー&マタニティ
1万位 楽器
1万位 腕時計
1万位 ジュエリー
1万位 ペット用品
要するに、上記のランキング以内であれば「売れるのは売れるが、いくつ売れるかわからない」状態なので、とりあえず、1~3個仕入れてみて、1日で全てなくなれば、次は10個仕入れればいいですし、1週間で1個なくなれば、次は3個仕入れればいいのです。
数字を細かく見て、分析して頑張っている人もいますが、小さな規模でそんなことに気を配っていても、時間の無駄です。それなら、他のことに時間を使ったほうが大きく稼げます。是非、変なことに時間を取られないように気をつけましょう。
それでは、LEDキャンドルはランキングの基準以内の3000位だったので、調べる価値ありとして、実際にリサーチしてみます。
中国輸入商品リサーチ実演:LEDキャンドル
まずは、こちらのキャンドルから見ていきます。
この商品を中国で探したい場合「〇〇の〇〇」と2つのキーワードを見つけましょう。今回であれば「LEDのキャンドル」ではないでしょうか。Google翻訳を使って中国語に変換してみます。「〇〇の〇〇」のキーワードの間は、翻訳する際に改行しましょう。
すると、右側に中国語が出てきました。これをそのままコピーして、タオバオに貼り付けます。なんだかそれらしきものが出てきましたが、まずは矢印の先、赤枠の「销量」をクリックします。意味は「売れているものランキング」です。
これで商品を見てみると、別の商品がたくさん並んでしまいました。検索するキーワードが少し間違っていたようです。
下の方に行くと、似たような商品が出てきました。
さて、今回他の商品が出てきてしまったので、LEDキャンドルだけを表示したい場合、LEDキャンドルだけに共通しているキーワードを見つけてみましょう。赤枠の「电子蜡烛灯」が共通していますので、中国ではLEDキャンドルのことを「电子蜡烛灯」と書くのかもしれません。このキーワードで検索してみましょう。
正解のようですね!たくさんのLEDキャンドルが出てきました。先程もいいましたが、まずは「売れているものランキング」の「销量」をクリックしましょう。
やっと、LEDキャンドルの売れているものランキングが出てきました。あとは上から順番に見ていけば、同じ商品はあります。※日本で売っている中国商品は中国で売れているものですので、多くの場合、上から見ていけば見つかります。まずは、似ているものを見つけましたのでクリックします。
火の部分が少し違うようです。写真で確認するとわかります。左のAmazonの方は、紙のようなペラペラですが、右のタオバオの方は、ろうみたいなものが光るだけのようです。Amazonにはゆらゆら揺れると書いてますから、揺れるタイプのものを探さなくてはいけません。
気を取り直して、下を見ていくと、すぐにありました。
クリックしてみてみます。同じかもしれません!ただし、本当に同じか、この小さな写真ではわかりにくいので、下の方の拡大画像も見てみましょう。
あれれ、リモコン?これはもしかしてリモコンつきかもしれません。Amazonの方の説明などを読んでみましたが、リモコン付きではないようです。この商品はリモコン付きで少し高価なもののようです。
気を取り直して、他の商品を見て行きましょう。またあったので、今度こそこれだ!ということでクリックします。
同じタイプでした!あとはサイズです。サイズは、Amazonに書いてあるサイズを確認してみましょう。
サイズは、Amazonの下の方に書いてますので、サッと下へ進んでみましょう。
すると「登録情報」と書いてありますので、そこにサイズなどの情報が書いています。今回は「商品パッケージの寸法:8×8×12」と書いてます。この情報をもとに商品を確認しましょう。必ずしも正確とは言えませんが、こちらを参考にします。
それではタオバオに戻ります。赤枠の部分がバリエーションで、サイズを選ぶことができます。数字が書いてますので、大体わかると思います。今回であれば「烛泪直径8高12厘米」と書いてある物で正解でしょう。
中国語でわかりにくい場合は、タオバオのページを翻訳しましょう。翻訳の仕方は、タオバオのページ上でマウスを「右クリック」します。日本語に翻訳という項目があるので、そちらをクリックしましょう。
このように日本語に翻訳されます。直径8㎝高さ12㎝の項目を選びましょう。
そうすると、30元という数字が出てきました。これが、直径8㎝高さ12㎝のLEDキャンドルの中国での価格です。※¥マークがついてますが、「円」ではなく、中国の通貨の「元」です。今回は30元のことです。
さて、30元を日本円に変換する方法は、為替サイトを確認します。
中国輸入の為替計算で元を円に
Yahoo!ファイナンスの元⇒円を見れば、常にリアルタイムのレートが見れます。赤枠の「最新取引レート」を確認します。
19.92とありますので、四捨五入して「20」とします。これを先ほどの「30元」に掛け算すると「日本円」の価格がわかります。
30×20=600
これで、LEDキャンドルは1個600円で購入することができることがわかりました。Amazonでは「1920円」ですから、価格差があることがわかりました。
1920円ー600円=1320円
利益1320円儲かります!と言いたいところですが、考慮しなければいけない手数料が何点か有ります。
中国輸入で商品以外にかかる経費
ここからは、商品の仕入れ以外にかかる経費を解説します。商品を日本で販売する際の経費は、主に下記の金額です。
・商品の販売手数料:販売額の10~15%
・発送費用:320円(2kg以内の商品)
※慣れるまで2kg以上の商品はおすすめしません。2kgとはアクエリアス・お茶などの2リットルのペットボトルの重さです。
詳しい解説は、アマゾン手数料・経費解説・計算ツールはFBAシュミレーターをご覧ください。
利益率で最終的な判断をしよう
粗利益率とは
粗利益÷アマゾン販売価格=粗利益率
物販ビジネスは「利益額」ではなく「利益率」で考えます。中国輸入での利益率は「30%」以上を条件とします。例えば、3000円で売れる商品だと
Amazon販売額:3000円
タオバオ仕入額:1000円
Amazon手数料:300円
↑ ※販売額の10~15%
FBA発送費用 :320円
計算式は
3000ー1000ー300ー320=1380
利益=1380円です。
利益率の計算は
利益 :1380円
販売額:3000円
計算式は
1380÷3000×100=46%
利益率=46%となります。これがもし、利益率30%未満だと、扱いません。逆に30%以上だと、是非仕入れましょう。
仕入れの基準まとめ
それでは、ここまで解説してきた仕入れの基準をまとめてみます。
・1500円以上で販売されている
・2kg以内の商品である
・ランキングが基準以内である
・利益率が30%以上の商品に絞る
この条件に当てはまるものは、仕入れるべき商品です。Excelやメモ帳にしっかりとメモしておきましょう。ここで一旦、商品を探すという作業は終わりです。商品を探す時は、商品を探すことだけを考えるようにしてください。
中国内送料・国際送料・税金の考え方
ここまで話した経費は
利益
=アマゾン販売額
ーアマゾン手数料
ーFBA320円
ー商品原価
これ以外にかかる経費としては
・中国国内の送料
・日本への国際送料
・消費税
・関税
・アマゾンに商品を送る送料
これらは、商品自体の金額とは分けて考えたほうがいいです。最初のうちは仕入れ量も少なく、送料が高くなりがちですが、最終的には物量が増えて、安くなっていきます。1個1個で考えるとすごく手間がかかるのですが、全体で考えると凄くシンプルです。
「粗利益」と「その他経費」を分けて考える
1回の中国輸入で1個だけ仕入れるというのは、送料の関係でとても損です。1個で考えるのではなく「今回の仕入れ」という単位で考えましょう。
例えば、先程までの「商品を探す」という作業の上で
1000円儲かる商品を10種類
各3つ仕入れるとしましょう。
1000×3×10=30000円
3万円儲かる計算です。
よし、3万円儲かる!ではなく、さて、いかに安く経費を抑えて3万円をできるだけ減らさずに販売するかなと、次の考えに移ります。
中国内送料の見方
中国の国内送料は、結論から言うと、利益計算の時点で考慮しないことが懸命です。なぜかというと、タオバオ・アリババなどの商品ページからは、実際の価格を把握しづらいからです。ですから、輸入代行業者からの見積もりを確認する時点で、おかしい請求がないか確認するに留めましょう。中国の国内送料で、利益が圧迫されるようなことは、あまり考えにくいです。
国際送料はできるだけ安くする
中国から商品を輸入する際に、商品の価格の次に大きな金額が必要なのが、国際送料です。輸入代行会社を選ぶ際の1つの指標になりますのでしっかりと抑えておいて下さい。「輸入代行会社 比較」などとGoogleで検索すればたくさん出てきます。
税金(関税・消費税)はできるだけ安くする
税金は基本的に大きく利益を圧迫する項目ではありません。例外的(革製品など高額な関税を請求されるもの)なものもありますが、それらを気をつければ「日本での販売価格ではなく、あくまで商品の購入価格」に課されますので、大きな金額にはなりにくいです。
中国内送料・国際送料・税金まとめ
聞きなれない初めての勉強だったと思いますが、繰り返してやりなら覚えましょう。 まず「アマゾン販売額ーアマゾン手数料ーFBA320円ー商品原価=粗利益」と分けて「中国内送料・国際送料・税金」を考え、これらをできるだけ安くすることは、永遠の課題だと言いました。
商品をアマゾンに出品する
商品を発注した後、初めてアマゾンの登録を行います。これまでに登録してしまっては意味がないのです。発注してから商品の到着まで数日~2週間ほどかかりますので、その間に準備を万全にしましょう。
ここで、アマゾンの登録を開始します。アマゾンの登録を先にしてもあまり意味が無いので、商品を見つけてから登録しても遅くはありません。
アマゾンで商品を販売する際は、アマゾンが商品の受注・梱包・発送を全自動でやってくれるFBAというシステムを使います。
各種登録が終わったら、アマゾンに商品を出品していきます。既にある商品を出品することを「相乗り出品」といいます。
下記のカテゴリの商品を出品する場合、事前にアマゾンへの申請が必要です。カテゴリの許可申請が必要となった場合に初めて、確認すればOKです。
時計
服&ファッション小物
シューズ&バッグ
ジュエリー
ヘルス&ビューティー
コスメ
食品&飲料
ペット用品
アマゾンに商品を出品したら、アマゾンに全自動で販売してもらうFBAの倉庫に商品を届ける必要があります。
商品の受け取りと検品
アマゾンの登録などをやっているうちに、商品が中国から日本へ到着します。初めての商品は、自宅・もしくは事務所で受けとります。受け取りの際には、税金の支払いや、商品の検品が必要ですので、わからない方は、詳しく解説した、中国輸入の商品の受け取りから検品までをご確認下さい。
問題がない商品は、それ以降、アマゾンから直接納品しても大丈夫なので、FBA直送を使いましょう。
アマゾン販売開始後のルーチンワーク
アマゾンへ商品を納品して、到着すれば販売は開始されます。販売開始後、商品の売行き・価格・在庫の管理をしなければなりません。
・売れる価格で売る
アマゾンの商品の販売価格は日々変わります。それは、あなた以外の出品者も商品を販売していて、できるだけ早く売りたいと思うからです。他の人は500円で売ってるのに、自分だけが1000円で売っていたら、お客様は買ってくれません。
全体を見ながら価格を調整しましょう。
・在庫を切らすな
在庫が切れてしまえば、それ以上売れません。在庫を切らすことは「悪」です。本当は儲かってたのに、在庫がないばっかりに利益0です。
以上、中国輸入の流れでした。わからないことは、ご質問下さい。
コメントQ&A
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Amazonのカタログの仕様が変わりましたね!今後、レビューも我々で最適化する時代に突入する可能性大ですw 中国でいい工場を見つけても、時にはクオリティー
が悪い時もあり返品、返金は中国商品はいたし方なし。仕入れた商品はどんなことでも売り抜く。これが商売の鉄則だとかんがえていますが、返金処理は気分的に良くないですね~!お互いがんばりましょうね! ヨッパげで拙い文章ですが、ごめんなさいね! -
確かに僕は簡易説明書を作っていれてます。
目標3%以下ですね!
忙しい中調べていただきありがとうございます!仕入れツアーがんばってくだせー!
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最近、Item数更に増やしており、手が回らずこの時間まで仕事しておりますw(*^^)v
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やっぱそうですかぁ!って感じですw
うちも、昨日、一昨日とDHLが届きまして、いまやばいっすよ(T-T)
もう、眠れぬ日々でして。。。早く自動化したいですよねw
この質問、僕もききたかったです。
僕の場合は440個出荷で6個返金、 ☆2以下レビュー2個
今後増えると思うし、☆2以下のショップレビューはもらうと精神的に堪えます。
参考基準というかそういうのききたいです。